ソンクラーン(バンコク)
「ソンクラーン」は4月の旧正月に行われるタイを代表するお祭りです。
街で通行人同士が水を掛けあって楽しむ「水掛け祭り」として知られるようになり、バンコクはもちろん、各地で独自のイベントが開催され、水掛け目的で多くの旅行者がタイを訪れるようになりました。
コムローイ祭り (チェンマイ)
タイで毎年11月に開催される「コムローイ祭り」このお祭りはタイ全土で開催されますが、特にチェンマイが毎年盛大で放たれるコムローイ(ランタン)の数が多いのが特徴で、毎年多くの観光客が参加しています。
コムローイ祭りは、水の精霊に感謝をするお祭りで、それぞれの願いをこめたランタンを夜空に飛ばし、天にいるとされる仏陀(ブッダ)へ敬意を表し感謝の気持ちを捧げる意味があります。
スコタイ ロイクラトン(スコタイ)
タイの灯篭流しのお祭り、ロイクラトン。13世紀のスコータイ王朝時代、当時の王妃が、川から日々受ける恩恵に対して、川の女神プラメー・コンカ へ感謝を捧げるために、バナナの葉でハスの花をかたどった灯篭(クラトン)をつくり、川に流した(ロイ)のがその始まりとされ、現在も毎年陰暦 12月(新暦10月~11月頃)の満月の夜になると、タイ全国各地で、川への感謝の気持ちを表し自らに宿る穢れを濯ぐため、ロウソク、線香、花な どで美しく飾ったクラトンを、月の映える水面に流す人々の姿を見ることができます。
ピーターコーン(ルーイ県ダンサーイ市)
毎年6月~7月頃に開かれるピーターコーン祭りは、有名な仏教説話をもとにしたお祭りで、収穫前の雨乞いや、厄払いの目的があります。「ピー」=霊、「ター」=目、「コーン」=仮面劇という意味の通り、祭りのハイライトとなるパレードでは、人々が巨大でド派手なお面と、カラフルな衣装を纏って精霊になりきり、イサーン地方の音楽に合わせて町を踊り歩きます。