【タイ服喪期間】事業者・在住者・旅行者への最新情報と注意点 (10/25 12時時点)
【タイ王室は2025年10月25日午前1時58分、シリキット王太后陛下が崩御されたと発表しました。享年93歳でした】
王室医師団の報告によると、王太后はこれまでチュラロンコン病院で療養を続けており、容体が悪化したため慎重な治療を受けていました。
しかし、10月24日(金)午後2時23分、同病院で静かに息を引き取られたということです。
24日付けの発表(ラーマ10世の名による)によれば、崩御に際し、国葬および弔問の詳細は追って発表される予定で、王室葬儀委員会が準備を進めるよう指示が出されています。
また、国民に対しては哀悼の意を表し、追悼行事の実施については改めて告知される見通しです。
【タイ服喪期間】事業者・在住者・旅行者への最新情報と注意点 (10/25 12時時点)
詳細は下記タイムラインバンコクのサイトの記事のご確認お願いします。
タイムラインバンコク 記事
タイ服喪期間中(2025年10月25日以降)の日本人旅行者・在住者向け要点
服装について
→ 黒・白・グレーなど落ち着いた色合いが推奨されます。露出の多い服装は避け、特に王宮周辺や寺院訪問時は慎重に。
→ 強制ではありませんが、最初の90日間は配慮が望ましいとされています。
言動・SNS投稿について
→ 公共の場での大声・騒ぎ・酩酊などは避けるべきです。
→ 王室関連の話題や画像・動画の投稿は慎重に。不敬罪に問われる可能性もあるため、不確かな情報の拡散は厳禁です。
イベント・観光施設の影響
→ 観光地(寺院・博物館・公園など)は基本的に通常営業ですが、王室関連施設は一時閉鎖や時間変更の可能性あり。
→ ハロウィンやロイクラトンなどのイベントは一部自粛・縮小・延期の可能性があるため、事前に公式情報を確認することが推奨されます。
ナイトライフ・飲食店の営業
→ バーやクラブは営業継続の見込みですが、音量を抑えた営業や深夜営業の自粛が見られる可能性あり。
→ 飲酒は禁止されていませんが、静かな雰囲気を保つ配慮が求められます。
政府の姿勢
→ 法的強制ではなく「協力要請」という形で、国民感情への配慮をお願いするスタンスです。
→ 状況は日々変化する可能性があるため、訪問先のSNSや公式サイトで最新情報を確認することが重要です。
ポイントは、一般市民や民間企業等に対しては法律による強制ではなく、あくまで「国民感情に配慮し、協力をお願いします」というスタンスである点です。
タイ国民全体が深い悲しみの中にいることを理解し、敬意と配慮を持った行動を心がけることが大切です。
(JJ)
【免責事項】
本記事に記載されている情報は、2025年10月25日 正午(12:00 バンコク時間)時点で確認できた公式発表や主要報道に基づいています。タイの服喪期間に関する規制や要請、イベントの開催状況等は今後変更される可能性があります。必ず最新の公式情報(タイ政府、関係省庁、イベント主催者等からの発表)をご確認いただくようお願いいたします。

